2009年 12月 07日
秩父夜祭の由来には、諸々の説があるようです。 秩父神社の妙見様と武甲山の男神様が、年に一度、御旅所で逢引をするというのは良く知られた伝説ですね。 実は武甲山の男神様には番場町の諏訪神社に正妻(お諏訪様)がいて、二号さんの妙見様が山車とともに御旅所へ向かう時に諏訪神社の前を通るので、本妻さんを怒らせないようにと、そこを通過する時には屋台囃子を止めて静かに進むのだと言われています。 笠原さんのHPで拝見したのですが、この伝説の起源は、秩父で元々信仰されていたのがお諏訪様で、後から祀られたのが妙見様だから、お諏訪様が本妻さんで妙見様が二号さんということなのだそうです。確かにこれは、ものすごく納得のいく説ですねぇ。ヒジョーに面白いお話でした。 シーレさんのブログで教えていただいた、「御旅所での“逢引”の時には、武甲山から生暖かい風が吹きおろすのだ」というお話しも、ミョーに生々しいのですが…(笑 今年のお祭りに雨が降ったのは、何か本妻さんの気に障ることがあったのかと思ったのですが、ある方からこんなお話を伺いました。 「秩父でも新型インフルエンザが流行っているから、お祭りに大勢の人がやって来て、さらに蔓延しないようにという神様の配慮があったからだ」ということだそうで…。 う~ん…、はたしてお諏訪様っていうのは嫉妬深いのか、はたまた慈悲深いのか???(笑 さて、雨に祟られた今年のお祭りですが、めったに見られない姿を見られたということで…。 トラブルや残念だったこともありましたが、4基の屋台だけでもお旅所に曳き上げられたというのは幸いだったのかな? #1 まだこの時間だと雨があがっていなかったため、シートが掛けられたままの宮地屋台。 #2 雨があがりそうなので、ここでシートをはずして団子坂へ向かう上町屋台。 #3 ほとんど雨もあがったので、シートをはずしてギリまわしを行う中町屋台。 #4 達磨会による、スリリングな梃子棒さばきを見せる本町屋台。 Panasonic DMC-LX3 埼玉県秩父市 ※ソフトレンズフィルターで画像を加工してあります
by nori-ykt
| 2009-12-07 23:45
| 祭
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